ー日本語と日本文化で、日本と世界を繋いでいます－

日本語教師になったばかりの頃から

「日本語教師って、開業届けを出してないだけで、「事業主」と同じでは？」

と思っていました。

でも、同じでも、だからといって「開業した方がいいかどうか」というのは、私によく分かりませんでしたが、今回、

「あ、開業という形をきちんと取っておいた方がいいんだ〜。」と思った出来事がありましたので、お伝えさせていただきます。

今、国や、県や、市が、「コロナ禍で打撃を受けた事業所に対しての助成金制度」をいろいろ発信しています。

 

そして私は法人なので、条件をクリアすれば

①最大で200万円の助成金

②15万円の助成金

③家賃補助の助成金

など、これだけではありませんが、目立つところでこのような助成金を受けられる対象になっています。

また、法人じゃなくても、個人事業主でしたら、

①最大で100万円の助成金

②10万円の助成金

などがあります。

ちなみに私は、法人の①を取得し、今、②を申請中です。
（①の助成金は、シンプルな申込条件をオンラインで申請し、約5日後に満額振込がありました。本当に本当に助かりました。）

 

数ヶ月前より、

「非常勤の仕事がストップし、収入が途絶えている。これ以上仕事がなかったら、、、」

という声を、日本語教師の皆さんからよく聞くようになりました。

もし個人事業主の方になら

「助成金の対象じゃない？」と、お勧めすることができます。
（助成金は返さなくていいので、絶対もらった方がいいですから）

でも、同じように打撃を受けている非常勤講師でも、事業登録していなければ、対象外になってしまいます。

これは大きい！！！と痛感しています。

またいつこんな非常事態になるかわかりません。

 

逆に言えば、いかに日本語教師の非常勤講師が

「学校にも、国にも、制度にも守られてない不安定な状態なのか」ということが、改めて浮き彫りになりました。

これは、私の考えと経験からの見解ですので、もっと違う策もあるかもしれません。

 

ですが、今私は、この助成金のことでとても救われた一人として、周りの日本語教師の方々に

「個人事業主登録してる？？」と、聞いています。そして、もしそうであって、また、助成金のことを知らなかったら、どんどんお勧めしています。できれば、周りの、困っている仲間達に、少しでも有益な情報をお伝えしたい、という気持ちですが、同時に、もし、ずっと起業に興味があるけど、ずっと迷っているという方がいらっしゃいましたら、一歩前進する情報になるのではと思って、ここに記録しておきたいと考えました。

皆さんが今いる場所や立場は、どこかに、誰かに守られて当然です。

そこが全く思い当たらない方は、少し個人事業主として開業されることを考えられるのも、一つの「自分を守る」選択なのではないでしょうか。。。？

よかったら、今回の私の経験と思いが、どなたかの「安心」に繋がれば、と思っています。

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