28Sep
先日、『日本語教師の皆さまのための”小さな”起業相談会_4』を、開催させていただきました。
(『日本語教師の皆さまのための”小さな”起業相談会_3』のReportは、こちらにあります。)
今回は、東京からの「2名様」のご参加でした。
●自閉症や、ダウン症などを抱えていらっしゃる方への日本語レッスンを長く続けていらっしゃる方
●「起業」への思いは、まだ漠然で、この相談会で何か「きっかけ」が欲しい、と思い、参加された方
お互いが、ご自分のことはもちろん、双方のお悩みに対して、アドバイスをし、共有し、「私も頑張ろう!」と、前に進む思いを持ち、90分を終えました。
たくさんここにご紹介したいお話はあるのですが、重度障害の子供さんに何年にも渡って日本語を教えてこられたAさんが、そのお母様に言われた
『こんな幸せな日が来るとは思わなかった』
という言葉には、私の心に突き刺さるほど感動しました。
重度障害で全然話せなかった子が、自分でバスに乗って、職場へ行けるようになったりと、「生きる」に、より近いところで、日本語を通して、生徒さんに接し、支えてこられた今回の参加者さんの取り組みは、本当に素晴らしく、感動の連続でした。。。
そして印象的だったもう一つのエピソードですが、
「国語のテキストだったら、こんなに話せるようにならなかったと思います。日本語のテキストの、小さな日本語のステップを利用したからこそ、ここまで話せるようになったのだと思います。」とのこと。
「日本語教師」という仕事が、「日本語」➡「Communication」➡「生きるサポート」へと、ここまで枠を越えて、人の人生に必要な仕事として生かせる仕事だと示して下さった、素晴らしい例だと思います。
そして、もう一名の方の体験。
ベトナムに行ったときに、非常に低料金でガイドさんに現地を案内していただいた経験があったが、逆にそのガイドさんが日本に来られた時には、同じような内容に対して、かなり高額の料金を払われていたとのこと。
そのガイドさんがこれほどの高額を払うに至った背景として
「日本語ができない」=「通訳ガイドさんへ依頼」という事実があり、参加者のAさんは、この金額の差に愕然とし、胸が痛くなった。。。そうです。
そして、そのガイドさんの
「私もあなたくらい、日本語が話せたら、、、」という言葉を聞いて、日本語を教えることで、もっと経済的な自立をサポートできる存在になれたら、、、という思いで、日本語教師を始められたそうです。
どの方もそうですが、「誰かの為に」が根底にあり、そこに向かって自分を成長させようとされているんだな、、、と嬉しく思いました。
そして、今回のQ&Aですが、、、
Q7:『起業』って、どこから、何から始めたら良いのか分からないんですが。。。
A7:これも、多くの方に質問されるテーマです。「起業」は「将来」に向かってですが、全ての土台は「今まで」にあります。まずは「誰のために何がしたいのか」をできるだけ定め、そこに近い対象者を「過去と現在」の中から見つけ、既にレッスン等を実施されたのであれば、それを「見せる形」にまとめて、まとめたものを「商品化」する、という流れは「過去➡未来」に直結しているので、自信をもって進められる、ということに繋がっていますよ。
少しでも、皆さんのお役に立てましたら幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<5回目開催のお知らせ>
9月30日(水曜日) 19:00〜20:30
定 員:4名
参加費:無料
*第 4回目までで、合計10名の方がご参加下さいました。ありがとうございます!
*お申し込みは「heart.international.japan@gmail.com」までお願い致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はぁとinternational株式会社 HP
〜「日本語」と「日本文化」で、「日本」と「世界」を繋いでいます〜
→https://www.heart-international.info
日本語教師のための「起業サポート」プログラム
(JICリーダー育成プログラム)
→https://www.heart-international.info/jic-leader/
日本語・日本文化 カリキュラム作成講座
→https://www.heart-international.info/セミナー-workshop/
初級文法なるほど通信トレーニング教材
→https://www.heart-international.info/③初級文法なるほど通信トレーニング/
個別トレーニングで弱点補強
→https://www.heart-international.info/日本語教師/個別トレーニング/
メルマガを配信しています
→https://88auto.biz/heart-jic/touroku/entryform2.htm