『日本語教師の為の起業説明会』（資格や学歴 ≠可能性や自信！）

7月18日 19:00〜20:30、＠On-lineで、

『日本語教師の為の起業説明会_1』

を実施致しました。

皆さま、参加動機は様々でした。

①『起業するために、何から始めたらいいのか全くわかりません』

②『個人事業として形としては起業したものの、これからどうやって進めていけばいいのか分かりません』

という方まで。

そして、

『自己紹介』➡『入江起業ストーリー』➡『お悩み相談』

と、シンプルな流れでしたが、90分はあっという間！でした。

以下、印象に残ったQ&A timeをまとめてみました。

Q1：『●●●という対象に教えることで、彼らの役に立ちたいと思っているんですが、でも、それじゃお金をもらうことは多分できないし、、、。だから、まずは、お金になることから始めて、今後○十年経ったら、彼らのために活動をする、とかにするしかないのかな〜、と思っているんですが、、、。』

A1：『だいたい「一番やりたいこと」を、遠くにおいて、その間接的なところから始める方が多いです。でも、どうせ悩むなら、『直球！＋ド、ストライク！』に、やりたいことからやりながら模索していった方がいいです。そして、もしそれが最初からお金にすることが難しかったら、軸を2つ持って、「この仕事の軸はお金、この活動の軸はやりたいこと」という風に、軸＋結果、を分けて自分の中で整理して、両方のバランスを保ちながらだと始められるはずです。そして、やりながら、そのバランスの比率を変えていけるようにすればいい、と思います。」

Q2：『やっぱり「集客」が気になります。SNSとか苦手で、、、でも、FBとかインスタとか、今の時代、そうしないと集客できないんじゃないのかな、、、と思って。そこが一番難しいです。』

A2：『ここは一番聞かれる質問です。私は自分の経験から、「ゴールの逆算で「何をするか」「どうするか」を決めることが大切だと思っています。ですから、「時代だから、、、」と、やみくもに「時代を追った」やり方で、しかもそれを「しなきゃいけないのかな、、、」と、後ろ向きな気持ちでやると、何のために起業するのか分からなくなります。
「起業」は、「自分らしさ」の追求でもあり、「誰のために何をする」の追求でもあります。私の場合は「世界平和」とか、「業界に新しい選択肢を」というようなことが目的だったので、「On-line」という形がもつ可能性に納得し、苦手だったけど、でも、「確かに！」と納得して始めました。ここの選択は、皆さんが「前向きに選択」できるかどうかで、する、しないを決めればいいと思います。ただし、自分の体験を振り返って、一番よかったな、と思うのは、「人に伝える」です。「私、こんなことやっています」「こんなことやりたいって思っています」って、意外と言ってなくないですか？

じっと思いだすと、伝える本人じゃなくても、その知り合いの知り合いなど、どなたかが繋がっていることほとんどです。そして、伝える時は「こんな事をしています」だけじゃなくて、『こんな人達の為に、こんなことをして、彼らの役に立ちたいんです』と「活動＋思い」をしっかり伝えて下さい。人は「言葉」で動くのではなく「感動」で動きます。だからまずはその前に、皆さんが「誰のために何がしたいのか」と、ここにクリアに言葉が入るまで、自問自答して下さい。この答えに、自分自身の心が動かなかったら、早い段階で「なんでこんなことしてるんだろう、、、？」と、自分のモチベーションを保てなくなりますから。』
＊この回答は、8割方参加者の方には直接お伝えしましたが、このBlogを書きながら、もっと分かりやすいmessageを付け加えています。

最後に、

『信頼関係を気付くことは、『木の根っこ』を育てるようなもので、表には見えません。でも、私は、充分にここを育てて、しっかりと信頼関係を築いてからじゃないと一緒に仕事ができないタイプなので、すっごくすっごく時間がかかりました。でも、やっぱり今振り返っても、「根」を大切にしてきてよかったと思います。」

と、皆さんからの質問を機に、大切なことを思い出させていただきました。

そして、この「起業説明会」と同じタイミングで、偶然、先日起業されたばかりの、JICリーダー育成プログラム受講生の

miki WORLD（←社名）の「かおるさん」が、他の日本語教師のグループ記事に、こんなことを書いて下さっていました。

ちょうど今朝

『ちょっと真剣な記事を書きました。ちほみさんに読んでもらいたいです。』

というmessageとともに、このような記事のリンクを送って下さいました。
➡https://note.com/sawotsukeru/n/nfb9e3cd44e86

私がなぜ『日本語能力検定試験』を持ってないのに、また、『大卒』という資格も満たしてないのに、このような活動をしているのかという、一番大切な思い、それは

『資格や学歴 ≠可能性や自信』

を、自分の体験をもって証明することで、1人1人の日本語教師の皆さんに、『自分らしさ』を極めていくことで可能性が広がる！ということを知って欲しかったからです。

もちろん、その根底には「誰のために何がしたい」という自問自答があり、その答えがあり、『私が目の前のこの人だったら、今、何をして欲しいだろう、、、』という想像力があればこそ、です。

また、8月上旬くらいに、『日本語教師のための起業セミナー』を開催させていただこうかと思っています。

では、今週も、充実した、そして