10Feb
はじめまして!よしむーです。
今回、はぁとinternatinalさんのスペースをお借りして
『ちょっとまって!日本語教師のための「はぁとスイッチ」』
の連載をさせて頂くことになりました。
連載を始める前に、
どんな人に読んで欲しいか。
そもそも書いている私について。
などのオリエンテーリング回をお届けしたいと思います。
全ての悩みは共通してる?
日本語教師の持つ悩みとはどういったものでしょうか。
・教案の書き方
・学生の指導の仕方
・テストやプリントの作成の仕方
・発音の指導の仕方
・
・
・
など…
教案の書き方だけとっても、漢字の時、語彙の時、文法の時…など細々あり、キリがないですね。
ベテランになってくると「もっといい授業を」「運営は?」「成績や合格率を上げるには」などから
「新米の講師の指導をどうしたらいいのか」
など、直接な授業の内容から離れた課題まで上がってくるのではないでしょうか。
じゃあ、ここで質問です。
「それらに対して共通するものは?」
と聞かれたら、あなたならどんな答えを出しますか?
わたしはこんな答えを出しますね。
「人間関係だ!」
わたしと、学生。わたしと、先生たち。
Q教案は誰のために作るの?
A,学生に理解できるよう組立てるため。
Q誰に指導するため?
A,学生を指導するため。
Q誰のために教師を指導するの?
A学生に対する授業の内容をよくするために、教師に対して指導します。
……という感じの「誰のため?」のQAが頭の中に浮かんできました。
そもそも日本語教師という職業が「学生」がいて成り立つもの。
そして「授業」を通して、日本語を伝えていくものなで、最終的に「学生」という「人」たちがいる。
ここでひとつの共通項が出てきます。
「私と学生」。
そして、日本語学校で働くのなら自分一人で教える、という状況は無いのではないでしょうか。
担任がいて、非常勤がいて。その中に自分がいるという、チーム体制があると思います。
そうすると「職場の同僚」「上司」などのキーになる「人間関係」があると予測できます。
わからないこと、困ったことは「質問してくださいね」や「なんでも相談してくださいね」という
報告、連絡、相談のいわゆる「ホウレンソウ」な関係があるのではないでしょうか。
ここでもうひとつの共通項が
「私と先生たち」。
先に出した「私と学生」。
後の「私と先生たち」。
このふたつにも共通したものがありますね。
そう、私が出した全てに共通する悩みの答えは、「人間関係」です。
たとえば「教案の書き方」。
これを解決するには?
・きく
・訂正してもらう
・見本をもらう
など…
これらをやれば終わります。
やってきた人は多いと思います。
……でも実際出来る人は、どのくらいいるでしょうか。
どれかひとつを1回してもらったとして、1回だけで結果は得られたでしょうか。
「わからなかったらまた聞いてください」の言葉の通りに何度も聞いて、
怒られて、へこんで、怖くなった人はどれだけいるでしょうか。
人間関係の「不安」を持つ日本語教師へ!
全ての共通項に「スキル」や「経験」と答えた人もいると思います。それもイイ答え!
自分自身の力でやっていくんだ!という心が強い方なのかもしれません。
でも、わたしの文を読みながら
「あ、聞けばいいんだ」
「そういえば、なんで聞けないんだろう」
「人に聞くのは怖いから?」
そう感じたなら、何かのヒントがあるかもしれません。
・日本語教師は向いていない
・職場環境が悪くて辞めたいな
・聞ける人がいない
・授業だけじゃなくて「人間関係」に悩まされるなんて!
小さなヒントかもしれません。小さな種でも。
そんな不安を持つ日本語教師の「はぁと」に届ける手紙のように書いていきたいと思っています。
そもそも「よしむー」とは?
現在、日本語学校で非常勤とし働いてる約1年の日本語教師です。
しかし、1週一コマというスローペースなので新米と変わりません。
そして、私自身が不安に弱く、なんとかしようと日本語教師の養成講座受講中に心理学を勉強し、
現在、セラピストにまでなてしまった……という経緯があります。
せっかく学んだこのふたつの側面!活かさないと勿体無い!
「どんなふうに活かしていこうか」
そんな勿体無い根性を発揮して、実践して、失敗して、挑戦して……を繰り返してきました。
このブログは失敗から得た私の体験談がベースであり、過去への自分へのメッセージでもあります。
色々な不安があります。
どんな生活の中で仕事をしているのかで「不安」の種類は違うと思います。
それでも。
「不安」と向き合って、「不安」付き合ってきた中で得たことがあります。
それは、
ココロありき!
という在り方でした。
つたない文章とまだまだ浅い経験ではありますが、
それでも同じ悩みを持つ日本語教師のへ、
全10回+αの連載を通して伝えていきたいです。
それでは、どうぞよろしくお願いします!