14May
おはようございます!
先週は、私にとっては大きな「チャレンジ」×「日本語」がありました。
5月11日、博多駅の店舗の店長さん方に
『日本語で大丈夫!インバウンド研修』
を行いました。
外国人のお客様への接客、それを「日本語で」です。
事前アンケートにて、店舗の方々のお悩みをうかがい、それをどう解決すればいいのかを練り、何度も何度も派遣会社の方とやりとりを重ね、当日の朝まで何度も作り直しました。教案・・・いえ、原稿を。
私も初めて。
企業様も初めてのインバウンド研修。
今回講師として、私を見つけて下さった派遣会社の方も、このように「インバウンド研修講師」を新規開拓されるのも初めて。
なので、どこを見ても初めてだらけて。
「本当にこれが先方の問題解決に繋がるんだろうか」
と、不安で仕方がありませんでした。
そして当日。
前半は物販の店長さん方。
後半は飲食の店長さん方。
前半が約70名。
後半が約20名。
そして、この日のサポーターとして、日本人スタッフ、韓国人スタッフ一名と一緒に当日を迎えました。
正直、当日の朝まで
「もう逃げたい〜><」
と思い、本当に逃げだそうかと思ったくらい追い詰められていました。
当日は
①インバウンドのお客様の傾向
②店舗の皆様のアンケート集計結果
③2つの解決方法
④デモンストレーション
⑤ロールプレイ
の流れで行いました。
簡単に言うと、
「日本語を短く、簡潔に、情報だけを伝える」
尚且つ
「ぞんざいにならないように」
です。
終了後、すぐにアンケートに記入していただいたのですが、9割以上の方が
「日本語で接客が出来るので、安心してやれそうです。」
「N1はN2です。QA誘導など、とても役立ちそうだと思いました。」
「今日から早速実践してみます。」
「お客様に、子どもに話すようなイメージで、は、分かりやすかったです。」
などなど、上々のご感想をいただきました。
これらは、実は私が独自に自分の体験・経験から身に付けたコツです。
私はホストファミリーとして、世界中の人達を約100名以上受け入れた経験があります。
そして、日本語教師として、約10年以上世界中の人達に日本語や日本文化を教えたり伝えたりしてきました。
これらの経験全てが今回の研修の
「根拠のある裏付け=自信」と「具体的なコツの伝授」に繋がっています。
(緊張で逃げ出したかったけど、こんな自信はちゃんとありました^^;)
そして、核心の核心の
「言葉の法則」
は、やはり積み上げた「文法力」だと今回も実感しました。
ホームステイの経験も、日本語教師の経験も、どちらも素晴らし経験です。
ですが、「専門性」をクリアに人に伝え、納得してもらえるのは、「専門性」です。
「専門性」=「日本語教師」
ではなく
「専門性」=「文法力」
です。
こうやって、日本語教師の世界が、より、社会へ羽ばたき、問題解決の手助けの一端を担うことができるという実感をしっかりと感じることが出来ました。
皆さんの周りも、よく見てみると
「こことここの問題は、もしかしたら、私のもっている「人間性」や「専門性」で解決できるのでは!?」
と思いながらよく見てみて下さい。
人のために・・・
という思いで日本語教師になっている方がたくさんいらっしゃいます。
でも、「どこで」が見つからず、不完全燃焼気味な方もたくさんいらっしゃいます。
今回のこの一例が、皆さんの
「私もこの場所でなら何かできるかも?!」
という想像の幅が広がるきっかけになるといいな、と思っています。
もし、文法力を身に付けたい方、お手伝いさせていただきます。
もし、文法力を含め、「人間性」と「専門性」をトータル的に身に付けたい方、お手伝いさせて頂きます。
「初級文法完全マスタートレーニング」
→https://www.heart-international.info/初級文法完全マスタートレーニング/
*明日までのお申し込みは、早割対象です。
「日本語・日本文化リーダー育成講座」
→https://www.heart-international.info/日本語-日本文化リーダー/
*5月中にお申し込みの方は、6月より受講スタートできます。「N1はN2です」「QA誘導」など、今回のインバウンド研修でお伝えした「コミュニケーションのコツ」を含め、私が今まで経験し、生み出してきたコツの全ては、この講座にぎゅ〜っと詰め込んでいます^^
私にとっての「日本語教師のその先」を、どんどん開拓していきたいと思います。
皆さんの「日本語教師のその先」が、どんどん広がることを心より願っております。
では、今日もよい一日をお過ごし下さい♪