28Oct
【起業とCommunic ationと基礎力Up workshop】ー2回目ー
を、実施しました。
10月27日、【起業とCommunic
今回のテーマは「コミュニケーション」
まず、こんなサイトから、コミュニケーションチェックテストをやってみました!
→https://www.ca-japan.org/diagnostics/basic.html
それぞれに点数は出たものの、「結局コミュニケーションって・・・?」という話題になり、私が元々調べていた(Wikipediaですが)
コミュニケーションとは、社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達。
動物個体間での、身振りや音声・匂い等による情報の伝達。
をお伝えし、そこからそれぞれの体験を踏まえて、コミュニケーションについて掘り下げていきました。
<Aさん>
授業の中で、「察する」ことを大切にしている。そこから生徒の様子などをキャッチし、対応している。
また、以前会社勤めだった頃は、チームワークが1番大切で、「報告・連絡・相談」を軸にコミュニケーションを行っていた。ささいなことでも、伝えていなかったら、見えてないところで混乱が生じてしまう。
今、日本語を教える現場では、相手の温度を感じて返す、というような、今の相手の状況を感じ取って、問いかけで返したりとか、そういうコミュニケーションを大切にしている。
<Bさん>
介護の中でのコミュニケーションで、1番大切なのは傾聴。あくまでも、主は相手。相手を尊重する。自分の価値観はおいておく、相手に身を委ねておく。例えば、黄色が着たいといえば着せてあげる。というように。全て受け入れる。
「受容、共感、傾聴」というキーワードを大切にしている。あるがままのあなたがいいという考え。
認知症の方にも、「ダメ」と、言ってはいけない。
<日本語現場でのコミュニーション>
学習者1人1人の背景、環境を見て、対応する必要がある。個性があるので、同じように関わっていけない。
という話から、「異文化コミュニケーション」について、少し触れました。
↓
*以下引用サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/異文化コミュニケーション
「異文化コミュニケーション(英語: Cross-cultural Communication)とは、「文化的背景を異にする存在同士のコミュニケーション」のことであり、異文化コミュニケーションは、自分探しの旅である。自分と異なる人や文化と交わることによって自分が何者なのかに気付かされ、アイデンティティ、そして自己が見えてくるものである。(ここのメッセージ、大好きです!)
<<概要>>
同じ日本人同士であっても、性別、年齢、職業、社会的立場、出身地の違い、など数多くの異文化が存在し、それぞれの違いを乗り越えてコミュニケーションすることすべてが異文化コミュニケーションである。
<<異文化を知る意義>>
日本で当たり前のことは、外国に行ったら当たり前ではない。それを改めて認識することが、異文化を知るということであり、異文化を知る意義もそこにある。
考え方や慣習の違いが対立と誤解の原因になる。そういう時はその更に奥にある歴史的、文化的背景を知っているか否かが重要になる。
<<実践>>
コミュニケーションを円滑に行うためには、相手に対する敬意を忘れないことや、相手の考え方や立場からものをみるといった能力などが必要である。
異文化コミュニケーションを実践する中で、まったく自分と違う価値観、常識を持つ人と付き合い、観察し、真似をする(どうして、そういうふうにそのことをするのか、などを具体的に理解していく)ほど、自分の常識、価値観、文化が広くなっていく。
日本はその地理的条件から、かなり意識して異文化と触れ合わないと、いつまでも「自文化中心的段階」から抜け出せない。異文化を学ぶ手段はさまざまあり得るが、「旅」は最も強力な手段である。表現力や他者とのコミュニケーション能力は、日本人が苦手とすることの一つだが、「伝える」のではなく「伝え合う」という視点が大切である。
<<コミュニケーション能力の重要性>>
世界中の企業が、従業員に求めるものの第一はコミュニケーション能力(Effective Communication〔話し言葉や書き言葉による思考の表現と伝達〕:効率よく自分の考えを伝え、よい効果を生み出す能力)だという。
コミュニケーションの原義は「共有する」こと。
<<異文化から得られる物>>
異文化体験を経て帰国して、日本で暮らす外国人と出会ううちに、日本文化のもつすばらしさも改めて見えてくる。「日本人のまじめな国民性」「気遣いのある言動」「チームプレイの得意さ」「おもてなしの心」、それらは外国人の目にとてもすばらしいものに映るようである。
ここ数年、日本食のみならず、茶道や生け花、陶芸をはじめとした日本文化への関心や敬意が世界中で高まっている。
外国の人たちは日本のことを知りたがっているが、そのことに最も気付いていないのは日本の中にいる多くの日本人である。外国に出ている人がみな口を揃えて言うのは、外国に住んでみて初めて日本の歴史や文化を如何に知らないか、外国ではどれだけ日本の文化が注目されているかを痛感する。
私たちの常識が相手の常識でない。
<<異文化で予想される体験>>
日常的な文化の違いはどんなに小さくても、それが蓄積すると大きなストレスになり、私たちの精神状態に影響を与える。
初めての異文化体験はトラブル続きとなりがち。
時差ぼけでしかも新しい環境に慣れていない、はじめの数日は混沌とした中でストレスがどんどん高まるような問題が生じる。
<<非言語コミュニケーション>>
コミュニケーション全体を100とすると、言語を使って伝えられるメッセージは全体の約35、非言語によるコミュニケーションは65(70-80)を占めるといわれている。
非言語コミュニケーションは、言葉だけでは伝えきれないメッセージを補うのに大きな役割を果たしている。
多くの人は、言葉よりもそれ以外の表現の方をより強く真実であると感じる傾向がある。文化圏によって一つのジェスチャーや間の取り方がまったく異なる意味に受け止められがちで、言語と違い、非言語の方がより無意識のうちに使われているだけに、誤解を招き易い。
<<カルチャーショック>>
「必要以上に手を洗う」、「うつろな視線」、「無力、見捨てられたと感じる」、「騙されているのではないか、略奪されるのではないか、傷つけられるのではないかと怯える」、「強く自国・旧友を懐かしがる」、「頭痛や胃痛、吐き気」、「抑鬱、離人感、不眠」、「慢性的不安、欲求不満、パラノイア状態」、「どうしたらいいのか方向性を見失う」、「過度な自己防衛的態度」など。
それぞれの文化によって異なった考え方、異なった行為が行われるということをまず理解する必要がある。
異文化に遭遇した場合、それをいきなり評価するのではなく、如何に自文化と異なるのかを正確に把握し、なぜそのような違いが起こりうるのかを理解する。そして、そこで知りえた知識をもとに、即断即決を出来るだけ避ける心構えが必要である。
最近では、カルチャー・ショックは避けるものではなくむしろ克服し、自己を大きく成長させるものとして捉えられている。
新しい国に行くと買い物ひとつするにも、どこにいってよいか分からなかったり、買い物するのに何時間もかかったり、挙句の果て欲しいものが買えなかったりして無力さを感じることが多い。自己効力感(Self efficacy:ある文化の中で、場面に応じた適切な行動が取れる自信)を強めるのに一番効果的なのは、なるべく早く新しい環境について学び、慣れることである。
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何が正しいコミュニケーション、というものはないのかもしれませんが、同じ日本人同士でも、そうじゃなくても、今目の前の人は、「異文化」の人であり、「異文化を持つ私じゃない人と、私は今コミュニケーションをしているんだ〜」という気持ちで人と接すると、「むかっ!」とくる気持ちや、「え、なんで?!」という疑問が、自分の心の中で消化できるのかも知れません。
家族同士でも、友達でも、自分と同じ人間は1人としていなく、異なる背景、生い立ち、考え方を持つ人の集まりの中で、「私は私、人は人」と、心から思える生き方ができたら、きっと、コミュニケーションは、もっと楽しくなるんだろうな・・・と、改めて、いや、初めて思えました。
この概念を、今日からしっかり自分にすり込もう!
より平和的なコミュニケーションへ、私自身が学びになった時間でした。
っと、気づけたことがまず幸せ!でした^^
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