22Jun
こんにちは。
昨日は、JICリーダー育成講座2日目の、Fさんのレッスンでした。
2日目の内容は
「楽しいレッスンとは」
「文法」
「日本語コントロール」
について、でした。
今日取り上げた文法は、
「京都が好きです」
と
「京都は好きです」
です。
まずは、この前後の文脈を考えてもらいます。
Q:「日本ではどこが好きですか。」
A:「京都が好きです。」
これは、すんなり出て来そう。
じゃあ、「京都は好きです」は・・・?
の問いには、
「う〜ん」。。。
と、ちょっと頭を抱えてたご様子です^^
皆さんはいかがですか?!
ここを「スッ!」と思い出せるかどうかで、導入や会話練習の場面がすぐに作れるか、が分かります^^
私達は、場面にあった会話を、「日本語」でいつもしています。
っということは、場面に合った会話を作ることは、そんなに難しいことではありません。
でも、その逆
「会話」(文)→「場面」になると、
え〜っと、え〜っと、と考え、結局出て来た場面は、「The 日本語レッスン」といった、「自然な場面」ではなく、「教えるための場面(会話)」、という人がとても多いです!
これって、いかに普段、「使えるための日本語」じゃなく、「教えるための日本語」になってしまっているか、という表れではないでしょうか。
っというふうに、いろんな角度から、日本語を教えるために必要な
「柔軟性のある思考回路」
をトレーニングしています。
様々なニーズの学習者に、様々な導入アイデアが出せる教師、いえ、「JICリーダー」を育てる講座です。