ー日本語と日本文化で、日本と世界を繋いでいます-

menu

なるほど日本語.com

 

みなさんこんにちは、アミです。

 

初めて、テスト日に当たりました!

テストか~。やりなおしは他の先生がしてくれるし、

授業準備もいらんやん、ラッキー☆

なんてことを思っていたのですが、間違いでした…。

 

まず、テストの実施に、普段の授業と同じくらいのエネルギーを使いました。

何しろ、カンニングの何が悪いの?という顔を隠さない学生たち。

噂は聞いていたので、予め絵を用意し、導入と同じ要領で

「テストのとき、何をしてはいけませんか」

と敢えて問いかけて、注意点を引き出してからテストを始めました。

 

10分ほどは集中できていたのですが、それが限界だった様子。

散った集中力を回収できず、後半、ずーっと注意し続ける結果になってしまいました。

能試もあるし、ゆくゆくは留学生試験を受ける予定の学生たち。

日本語だけでなく、集中力も鍛えないといけない様です。

どうしたらいいんでしょう(-_-)…課題が増えました。

 

さて次に、採点作業です。

…これも甘くみてました。ただでさえ時間がかかるのに、

微妙な解答がちょいちょいでてくるので悩んでしまいます。

問い ~のは…だ の文を書きなさい。

わたしのお弁当                。

 

ある学生の解答はこちら

わたしのお弁当 を食べられたのは、彼だ。

 

食べた でいいじゃんかー可能形?「わたし」のお弁当を賭けた戦いでもしてたの?(/ω\)

いやまてよ、もしや尊敬?ねぇ「彼」って誰ー??

…と一通り悩んだ末、~のは…だ に関しては意味も接続もクリアなので

丸にしました。

 

点数の記録まで終わらせて、学校を出たのは授業を終えてから一時間半後のことでした。

この間無給ですよーしかも来週もテスト担当になっている!( ゚Д゚)

 

連休の間に、集中力アップ作戦と採点のスピードアップ法を考えようと思います。

何かいい方法ないかな~。

 

以上、アミでした!

 

 

と、ここまで書きましたが、このテストの日、学生たちが集中できないのも当然でした。

ネパールの地震の直後で、家族と連絡が取れていない学生もいたのです。

しかも、課の題は「地震」。わたしは、どう声をかけたらいいのかわかりませんでした。

次、教室にどんな顔をしてはいればいいのかも、正直わかりません。

 

遠くの、ことばの違う国にいて、わたしたちにできることは限られています。

でも、決してゼロではありません。

 

ネパールのために。

ネパール自身被災地支援 日本のNGO募金先一覧

http://www.povertist.com/ja/nepal-earthquake-donation-japan-ngo/

 

関連記事

Follow SNS

最新の記事