29Apr
みなさんこんにちは、アミです。
初めて、テスト日に当たりました!
「テストか~。やりなおしは他の先生がしてくれるし、
授業準備もいらんやん、ラッキー☆」
なんてことを思っていたのですが、間違いでした…。
まず、テストの実施に、普段の授業と同じくらいのエネルギーを使いました。
何しろ、カンニングの何が悪いの?という顔を隠さない学生たち。
噂は聞いていたので、予め絵を用意し、導入と同じ要領で
「テストのとき、何をしてはいけませんか」
と敢えて問いかけて、注意点を引き出してからテストを始めました。
10分ほどは集中できていたのですが、それが限界だった様子。
散った集中力を回収できず、後半、ずーっと注意し続ける結果になってしまいました。
能試もあるし、ゆくゆくは留学生試験を受ける予定の学生たち。
日本語だけでなく、集中力も鍛えないといけない様です。
どうしたらいいんでしょう(-_-)…課題が増えました。
さて次に、採点作業です。
…これも甘くみてました。ただでさえ時間がかかるのに、
微妙な解答がちょいちょいでてくるので悩んでしまいます。
問い ~のは…だ の文を書きなさい。
わたしのお弁当 。
ある学生の解答はこちら
わたしのお弁当 を食べられたのは、彼だ。
食べた でいいじゃんかー可能形?「わたし」のお弁当を賭けた戦いでもしてたの?(/ω\)
いやまてよ、もしや尊敬?ねぇ「彼」って誰ー??
…と一通り悩んだ末、~のは…だ に関しては意味も接続もクリアなので
丸にしました。
点数の記録まで終わらせて、学校を出たのは授業を終えてから一時間半後のことでした。
この間無給ですよーしかも来週もテスト担当になっている!( ゚Д゚)
連休の間に、集中力アップ作戦と採点のスピードアップ法を考えようと思います。
何かいい方法ないかな~。
以上、アミでした!
と、ここまで書きましたが、このテストの日、学生たちが集中できないのも当然でした。
ネパールの地震の直後で、家族と連絡が取れていない学生もいたのです。
しかも、課の題は「地震」。わたしは、どう声をかけたらいいのかわかりませんでした。
次、教室にどんな顔をしてはいればいいのかも、正直わかりません。
遠くの、ことばの違う国にいて、わたしたちにできることは限られています。
でも、決してゼロではありません。
ネパールのために。
ネパール自身被災地支援 日本のNGO募金先一覧
http://www.povertist.com/ja/nepal-earthquake-donation-japan-ngo/