はじめまして。
ニューヨークで日本語教師をしているマイカです。
生まれも育ちも東京下町で2011年にニューヨークへ渡り、今は縁あってこちらで働いています。
ここではニューヨークでの日本語教育事情や日本語教師としての活動等をレポートしていきます。
「人種のサラダボウル」
と言われているニューヨークは、様々な国や地域から来た人たちであふれています。
町で見かけたり耳にしたりする言葉も、英語だけでなくスペイン語、中国語、ロシア語・・・と様々です。
6か国語で書かれたマナー注意喚起ポスター
例えば、これは地下鉄のマナーの注意喚起ポスター。英語を含め6ヶ国語で書かれています。
地下鉄の券売機や銀行のATMにはだいたい3-5ヶ国語が設定されていて、選べるようになっています。
英語、スペイン語、中国語のトップ3に加えて、他の言語は機械の置いてある地域によって変わります。
コリアンタウンだったら韓国語、というように。
残念ながらニューヨークでの日本人の人口はそれ程多くなく、
ポスターや券売機で日本語を見かけることはほとんどありません。
(補足:日本人の利用率が高いcitibankATMでは日本語を選択できるようです。)
バイリンガルなんて一般的、3・4ヶ国語話せるマルチリンガルでさえ珍しくない環境で色々な言語に触れるうちに
「言語のひとつ」として日本語を強く意識するようになりました。
今まで気に留めなかったけれど、日本語ってユニークでおもしろい。(ですよね!)
ユニークな分、学習者にとっては難しい言葉でしょう。
それでも仕事やプライベートと両立しながら、
時間を作ってレッスンに来る生徒さんたちを心から尊敬しています。
それぞれの気持ちに応えるにはどうすればいいか、
どんな方法ならもっと身につくのか、
考えながらレッスンに挑む毎日です。
これから、どうぞよろしくお願いします。
マイカ