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『キューバ人の生徒さん①』

先日、キューバ人の生徒さんから

レッスンのお申し込みをいただきました。

 

なぜか私は、欧米系の生徒さんにご縁があるようで、

お問合せ・お申し込みはだいたい

アジア圏以外の方が多いのです・・・。

①生徒さんのニーズ

その方のお悩みは・・・。

 

  • 日本に住んで長いが、日本語の癖がついてしまっている。

 

  • 助詞・文法をきちんと使えるようにし、きれいな日本語が使えるようになりたい。

 

  • 新しい言葉を習っても、場面が違ったら話せないので、いろんな場面で使えるようになりたい

 

  • 日本人と、コミュニケーションがきちんと取れるようになりたい。

 

などなど、これはリクエストの一部分ですが、でも、切実なお悩みですよね。

 

そして、私はこのお悩みを受けて、

「じゃあ、まず、3ヶ月のカリキュラムを作りましょう!」と提案しました。

 

②3ヶ月のカリキュラム

私はだいたい、最初に3ヶ月のカリキュラムを作ることにしています。

もっと長い勉強期間の方にも、3ヶ月で提案します。

 

理由は、3ヶ月の目標設定は、

少し頑張れば到達できるような感覚を

 

持ってもらえるからです。

1年間受講希望の学習者に、1年後の目標を設定しても、

最初どんなにモチベーションが高くても、

次第に中だるみの時期が来ます。

 

その「中だるみ」を防ぐために、

3ヶ月毎の目標を設定して、

その目標達成を繰り返し、

4回目の達成が1年後の達成に導かれている

というカリキュラムを作ります。

中だるみする前に、新しい目標設定をする、

ということですね!

 

これはとても大切です。

受講生にとっても、教師にとっても。

 

そして、今回、この受講生に向けての

カリキュラムの作成コンセプトは

 

①初級文法からの見直し(助詞含む) 

②語彙力アップ  

③コミュニケーショントレーニング

です。

 

③教える

で、この全てを組み込んで、

どうやって教えるのかというと、

はぁとinternationalオリジナル参考書

「初級文法なるほど参考書」の目次から

場面を抜粋していきます。

(55のテーマ、約250項目の文型収録)

 

この、「初級文法なるほど参考書」は、

日常会話で必要とされるほぼ全ての文型・文法を

網羅しているので、

この方のように、今まで積み上げ式で

勉強していない方にもとても使いやすい参考書です。

 

目次部分一例
→http://www.heart-international.info/日本語教師/初級文法なるほど通信トレーニング/
こちらのページに、参考書の1部が掲載されています。

 

例えば初回、第一回目のテーマは「人を紹介する」です。

 

このテーマで1時間授業をしますが、

皆さんならどうやって授業を組みますか?

教科書を決めて、1ページ目から順番にしますか?

 

今まで日本語を習ったことがない学習者になら

それでもいいかもしれませんが、

この方のように何が分かってて、

何が分かってないかが分からない方には、

「文型一覧」のリストがあり、話せるかどうかを

その資料を基準にして確認しながら授業するのが

一番「ムラ」がない学習方法だと思いませんか?

 

そして、今回は、その参考書の55のテーマの

①〜⑫までをそのまま第1回〜第12回

(週1で3ヶ月間)に充てて、

カリキュラムを作りました。

 

ちょっと長くなりましたので、

続きは「キューバ人の生徒さん②」でお届けしますね!

また明日〜^^

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