8Jul
こんにちは、アミです(‘ω’)ノ
JICから帰国して二週間。
体内時計も日本時間に調整され、
週二日本語学校+ボランティア、という
出発以前と同じ生活に戻りました。
出発以前と同じ生活、と書きましたが
出発以前ととは違う部分も多くあります。
一番大きな変化は、
「プロ」という言葉を意識し始めたことです。
きっかけは、
NYでの、一人の女性との出会いです。
とあるプロジェクトのためにご紹介いただいた、まるで絹のような女性でした。
踊りの技術を磨くためにNYにいらっしゃったそうです。
お話を伺っている中で、
数年前は、NYだけでなく世界各都市を回って公演されていたと聞いたので感動して、
「すごい、それってプロってことですよね」と聞いてみたところ、
「当たり前でしょう。プロになるためにニューヨークまで来たんだから」
という一言が。
どきっとしました。
どきっとしたあとに、どきどきしました。
プロ
と聞くと、わたしはどうしても、ただただとてもすごい人
という漠然とした姿を想像してしまいます。
プロ野球選手
プロの料理人
プロマジシャン
プロのミュージシャン
プロのカメラマン
…
どんな分野であれ、
「プロ」と聞くだけで
「ほぉ~すごい!」って思うのです。
しかし、プロという言葉の意味を考えてみると、
元々はprofessionalプロフェッショナルという言葉。つまりは、「職業」です。
野球であれお料理であれ、それをすることで、お金を得、生活している、ということです。
ん、ということはもしかして…もしかして…!
そうです。
「当たり前でしょう。プロになるためにニューヨークまで来たんだから」
という言葉を聞いて、どきっとしたあとで、さらにどきどきしたのは、
「日本語を教えることでお給料をもらっているわたしってもしや…プロ?」
ということに気が付いたからです。
お恥ずかしいことに、
この四か月、全く持ってそんな意識のないまま、日本語学校で働いてきました。
しかし「プロ」という意識が芽生えたいま、
新しいスタートを切ったような気さえします。
まだまだ新米で、文法知識も教える技術も足りない状態で、
本音を言えば、まだ、胸を張って「わたしはプロの日本語教師です」
と言える自信がありません。
以前から受講している「初級文法なるほど通信トレーニング」のおかげで、
初級文法の整理が進み、実際の授業でも手ごたえを感じているところなので、
250項目の総ざらい、諦めずに頑張りたいと思います。
(受講生のみなさん、一緒に頑張りましょうね!)
きっかけをくれた踊り子の方のように、とはいきませんが、
世界各地を回って日本語を教える、なんてことが出来たら楽しいでしょうね。
自信を持って「わたしはプロの日本語教師です」と言えるような。
NYという、いろんなプロを目指す人が集まる場所で得た、大きな発見でした。
さて、プロ意識に目覚めた新米は、これからどうして行くのでしょうか…。
今後をお楽しみに!
アミでした。