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「今度の授業が不安!」と思った時の気持ちの向き合い方

 

新しいことを始めるときに、期待感やわくわくした気持ちでいっぱい!
そんなポジティブで心が弾むような気持ちなら、色んな事にチャレンジできますよね。

でも、そうじゃない時は?

 

失敗したらどうしよう。
否定されたらどうしよう。
もし、「不安」や「恐怖」で頭がいっぱいになったら、どうしますか?
初めから「諦める」という選択をするかもしれません。
少しやり始めても「やっぱり自分には、この職業は向いていない」と辞めてしまうかもしれません。
ところで皆さん、質問です。
「不安」や「恐怖」や「心配」はどんな時に感じましたか?
最近のことでも、小さい頃のことでも大丈夫です。
ちょっと思い返してみてください。

…。

どうでしょう?
思い出したでしょうか。
では、その「不安」などの気持ちになったことで得られたメリットってなんでしょう?
「不安」を感じるのにメリット??と思うかもしれませんね。
そうですね。
…例えば、明日の授業に不安を感じる日本語教師のAさん。

A「明日の授業が不安」
B「どうしたの?何が不安なの?」
A「文法のポイントを簡単に言いたいんだけど、これで学生に伝わるかな?」
B「あ、私、その授業やったよ。もっといい方法あるよ!」

不安があることで、Bさんに相談することができました。
「不安」が、よりよい授業をすることができるために「相談する」という行動をとる。
という動機になったんですね。
いい授業のヒントを得ることができました。
Aさんにとって、この時の「不安」はよりよい情報を得た「メリット」を得ました。

 

では、ここでAさんが自分の教案に対して自信があったら?
きっと、相談することはなかったでしょう。
そして、もし、もっといい方法を聞いたとしても聞く耳は持ってないでしょう。
一般的にネガティブと捉えられる言葉であっても、悪いものばかりではないかもしれませんね。
不安を感じる自分が嫌だ。

「不安」を感じるのはダメだと思っている人は多いのではないでしょうか。。
過去の「不安」を感じて何を行動したのか。
行動したからこそ、得られたものは「何」か。
ぜひ書き出してみてくださいね。

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