28Jul
教案作成のコツ!
おはようございます!
さて、先週、ある方からお問い合せがありました。
「420時間を通信で受講したので、実践経験が全くありません。でも、日本語学校に応募したいのですが、実践力をつけていただくことはできますか?!」
というご依頼でした。
ということで、早速
「個別トレーニングというサービスがありますよ。そちらで○さんが足りない力だけをピンポイントで付けていただくことができますよ。」
とお伝えしました。
先週、まず第一回目の個別トレーニングを行いました。
その時の内容は
①何はさておき「文法知識!」
→文法のポイントをおさえていなければ、どんな導入をすればいいのか、どんな練習に繋げていけばいいのかという点で、「薄っぺらい授業」になってしまいます。
深く、深く文法を知ることから教案作成がスタートします!
②「導入の考え方」
→よく「導入」を考えるのが大変!と聞きます。でもそれは、教案と私達が普段使っている日本語/会話にギャップがあるからです。
「導入」は、「作り出す」ものではなく、「思い出す」ものです!
③「教案の構成」
→養成講座で学ばれた方は、「導入の後、練習が来て、それからQA会話が来て、ペアワークして・・・」と、頭で覚えた(覚えさせられた?!)流れに沿って教案を作ろうとします。
教案の流れには意味があります。前後の繋がりが論理的にあります。
「この活動の次に何をすればいいのか、効率的なのか、学習者に分かりやすいのか。」
の意味を掴んでおけば、「この次に何をすればいいか」と、「選択の仕方」が分かります。
ここを掴んでこそ、教案作成が「作らされた」ものではなく、学習者のために「論理的に」積み上げられたものになります。
「教案は、ピラミッドですよ!」とイメージでよく伝えています^^
まだまだこれはほんの一部ですが、教案作成を一度も行ったことがない○さんに
「1時間前までの自分と全然違います!本当にクリアになりました!これこそ、自分が欲しいと思っていた授業です。」
と嬉しいご感想をいただきました。
私もとっても嬉しいです!
個別トレーニングも密かに皆様1人1人に合わせた弱点補強に、根強い人気をいただいております^^
ありがたいです。
個別トレーニング、興味のある方は個別にお問い合わせ下さいませ。
では、今日もよい1日をお過ごし下さいませ♪