19Nov
こんばんは。
昨日は、久しぶりにゲーム会社にお勤めのRさんのレッスンに入りました。
3ヶ月ぶりくらいでしょうか・・・。
で、正直、本当に上手になっててびーーーーーーーっくりしました!
時々、わざと私の日本語のスピードをアップしたりして、レベルをチェックしながら話をしていたのですが、追いついている!!!
この方は、来月N5を受験する予定の学習者さんです。
非漢字圏の学習者なので、とにかく漢字の習得には時間がかかりました。
今も苦戦しています。
でも、でも、本当に日本語が上手になってた!
K先生、N先生、ここまで育てて下さって、本当にありがとうございました!
そして、昨日、久しぶりに外国人の方から日本語の質問をいただきました。
「先生、「〜て、〜て」と「〜たり、〜たり」は、何が違いますか?」
と。
確かにこの質問って、よくありますよね。
そして私が答えた内容は・・・。
私:「「〜て、〜て」は、スケジュールです。1番、これします。2番、これしますですね。でも、「〜たり、〜たり」は、大きい活動(アクティビティ)を2つか3つ言います。」
R:「そうですか。う〜ん、でも、「大阪で食べて、飲んで・・・・」と、「大阪で食べたり、飲んだり・・・」は、同じじゃないですか」
私:「この文章は同じみたいですね。でも、「〜て」はスケジュールで、「〜たり」は、大きなアクティビティです。」
R:「う〜ん。」
私:「ではRさん、Rさんはクリスマスにインドに帰りますよね。」
R:「はい、帰ります。」
私:「どのくらいインドにいますか。」
R:「10日間くらいです。」
私:「分かりました。では、Rさん、インドから帰ってきました。初めてのレッスンです。その時私が、「Rさん、インドで何をしましたか」と、質問します。Rさんは、この質問に「〜て」と「〜たり」、どっちで答えますか。」
R:「・・・・・。あ〜、分かりました!「〜たり」です。」
私:「そうです!スケジュールを言わなくてもいいですよね。小さなこと、言わなくてもいいですよね。大きなことだけ言いたいですよね。だから「〜たり」でいいですよ!」
っという会話で理解していただけました。
「スケジュール」と「活動のピックアップ」というと、分かったような感じがするのですが、実際に「どんな時に使う」を付けると、やっぱり分かりやすいですよね。
この誘導は、ここにアップするほどのたいした内容ではないのですが、ただ、最後に学習者の
「腑に落ちる」
に持って行くことが大切だなと思いました。改めて。
まず、「どんな情報を出すか」の「情報=文法知識」が前もって頭にあり、それを相手に合わせて「腑に落ちる」順番で提示していく。
どの文法も同じだと思いますが、やっぱり「文法知識」が頭にあってこそだなと思います。
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