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『Real Japan! Real Japanese!』〜南アフリカの男の子〜vol.2


11月3日、「海」に行って来ました。

本当は「図書館に行って来ました」と書く予定でした。

ですが、バスを降りた時の素晴らしいSunshine!に、

「海だ!」と意気投合し、左に曲がらずに、右に曲がって海へGo!してきました♬

後はご覧の通りです。

Camera ShyのK君は、一人ではなかなか写真を撮らせてくれません。なので、

「じゃあ、一緒に撮ろう!」と、半分無理矢理フレームに入れてパチリ、のこの写真です。

早く撮らなきゃ!と、急いで写した写真ですが、海のおかげか、太陽のおかげが、彼の人の良さとピュアさを表す素敵な笑顔が取れました。とてもかわいい^^

 

ですが、10月18日、彼が福岡に来てから今まで、順風満帆にレッスンが進んでいたわけではありません。

彼の

①日本語をブラッシュアップしたい

②日本文化・日常生活体験をしたい

という2つのリクエストを叶えるようなカリキュラムを、いつものように生徒1人1人に合わせたカリキュラムで作ったのですが、最初の1週目、それなりに楽しく出来ました。

2週目、なんだか彼自身も私達も「違和感」を感じているような空気を、お互い感じていました。

なので、実はこれまで、とにかくたくさんのディスカッションを繰り返しました。

K君の学習スタイル。これまでいくつかの言語を既に習得している彼は、自分のスタイルが分かっている。

私は、今まで何100人、もっとかな?の生徒に教えてきた私の、それなりのデータもあります。

それを何十時間も話してきました。

時にかなりヒートアップして、「とにかくやってみないと分からないでしょ!」と私も大人げなく本気で言ってしまうこともありました。

お互いのゴールは同じなので、やり方を見つけるためにここまで時間をかけるなんて、無駄じゃないんだろうか。。。とも思って、私もちょっと焦ったり、不安に思ったり、一瞬自信をなくしたりもしました。

ですが、毎日気持ちをリセットし、

「とにかく、お互いの納得ポイントが見つかるまでとことんディスカッションしよう!」という、たくさんのコミュニケーションの結果、彼が「ベスト」と思える教材、授業内容がだんだんクリアになってきました。

彼も、感じてた「違和感」を言葉にすることも難しく、その前に、その違和感の根源がどこなのかを自分でもはっきり見つけられず、私も見つけてあげられず、だったと思います。

そんな中の、素晴らしい天気と海がくれたこのスマイルショット!なんだかこの辺りからお互いの気持ちがほぐれて、どんどんいいアイデアが出て来ました。

今、カリキュラムが9割くらいできあがりました。

これはお互いが「100%」満足しています。

こうやって、少しでも「違和感」を感じたら、お互いあきらめず、向き合い、ディスカッションを重ねるスタイルを、これからも貫いていきたいな、と、今回のK君とのやりとりを通して学ばせてもらいました。

今、私達は来週からの授業に、「自信」と「ワクワク」を持って待っています。

生徒と気持ちが重なると、本当に気持ちがいい!本当に楽しい!

この瞬間が、やっぱり大好きなので、

「1人の人の100%を満たすレッスン」の私なりのモットーを、これからも続けて行こうと思います♬

 

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