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ボランティア教室 スピーチ大会レポート (前篇)

 

こんにちは、アミです(*’ω’*)

 

実はわたくし、日本語学校勤務と並行して

ボランティア教室でも日本語を教えています。

 

ボランティア教室…

それは、日本独特のシステムのようです。

福岡県内では2014年9月現在、

52のボランティア教室が運営されています。

 

 

ボランティア教室には日本語を求めて、いろいろなひとがやってきます。

 

学校の勉強だけじゃ足りない、あるいは

学校の勉強についていけなくなった、という日本語学校の生徒

旦那さんの仕事で来日した主婦

研究のために来日した学生は、論文にも実験にも日本語を使う必要がないので、

生活して何年にもなるのに全く話せない、ということも珍しくありません。

他にも、日本語を十分に勉強しないまま来日した語学教師もよくいます。

 

教室の雰囲気や指針も、様々です。

 

「日本語教師が教える練習をする、教師のための場」である場合もあれば、

国際交流を目的としていることもあり、また、

「地域の一つのコミュニティ」としての側面を強く持っている場合もあります。

 

わたしが教えている教室は、どちらかといえば、地域のコミュニティ型です。

主な学習者は、主婦と学生なのですが、

アジアの主婦のパワーと、理系の留学生という不思議な組み合わせが、

絶妙な空気を醸しています。

 

 

学習者同士の交流をはかるため、

多いときは月に一度、イベントを行うようにしています。

 

今までは、どら焼きや餃子づくりといった、

食べ物ばかりだったのですが…

 

今回は、初の試みで、スピーチ大会に挑戦しました。

普段彼らは、日本語で文章を書くことも、

それを訂正されることも、

まして人前で、日本語で話すこともほとんどありません。

ちょっと負担が大きいかな、とも思ったのですが、

とにかく実行してみることにしました。

 

スピーチのテーマは、

わたしの国(町)に来てください

準備時間を設け、翌週、発表、という形をとりました。

 

さて、準備です!

普段は、10人前後が3~4つのグループに分かれて勉強しているので、

全員で顔を合わせるだけでも空気が変わりました。

 

スピーチ大会の趣旨を伝え、

発表に使えそうな文型、トピックを提示しました。

 

文型は、

「~ができます」

「~があります」

「~がいます」

の三つ。

 

トピックは、人口、天気、有名なもの

の三つです。

 

文型としては簡単ですがこの一文を書けば、その続きはおのずと出てきますよね。

 

後は、みんな真剣に、スマホで情報を調べ、スタッフをつかまえては質問し、

互いに訂正したりしながら、原稿を完成させていきました。

image

 

さてさて、どんな発表になるのでしょうか…

ボランティア教室 スピーチ大会レポート (後編)をお楽しみに!

 

アミでした(‘ω’)ノ

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