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絵カードに、ピクトグラムアイコンはいかがですか?

 

アミです、こんにちは(‘ω’)ノ

今日は、授業に使うについてお話します。

 

わたしが担当しているのは、一年かけて初級が終わったばかりのクラスで、

形としてはN3対策をしているのですが、導入にしても語彙にしても、とにかくを描くことが多い

教務主任に「視覚情報を積極的に用いてください」と言われていることもあって、

毎回少なくとも20枚は絵を描いています。

 

絵を描くのは苦ではないので、授業準備の中でもいちばん楽しい作業なのですが、

それなりに時間がかかります。それに、モノによっては構図が思い浮かばず、

どう描いたらいいんだろう?と悩んだりもします。

 

この前悩んだのは、「皮をむく」でした。

料理をしよう、という課だったので、

包丁かピーラーを持った手が野菜の皮をむいてる絵がいいかな、と思って下書きをしておきました。

FullSizeRender (4)

絵カードの下書き(授業のネタ帳に100均のスクラップブックを愛用してます)

 

しかし、いざ描こうとペンを持ったものの、自分の下書きが頼りない。

わかりにくいのではないか、と思い始めると、描き直さない限り落ち着きません。

しかしどうしたものか…。

 

さあこんな、「皮をむく」を描きたいことは分かっている、

でも何をどう描けばいいか迷う、というときにわたしが開くのが、

Noun Projectというウェブサイト(https://thenounproject.com/)です。

このサイトは、ピクトグラムアイコンの無料配布サイトで、

オンライン辞書を引くように、描きたいものを単語(英語)で入力すると、

それに関係するピクトグラムを表示してくれます。

 

peel(皮をむく)で出てきたのは、こんな画面です。

peel

“peel” と入力した結果

 

紙のようなもの、ピーラー、オレンジ、レモンと、そして…バナナ!!

 

ピンときた(=゚ω゚)ノので、バナナで「皮をむく」を描くことにしました。

そうしてできたこの一枚。

FullSizeRender (3)

…何の変哲もないバナナです

 

一枚のバナナの絵のために、考えて描いて消して調べて描いて…なかなかの労働でした。

学生の反応がとてもよかったのが救いです。

 

ピクトグラムは、どんな言語を話す人にも見れば伝わるようにデザインされているので、

絵で何を言うべきかに迷ったとき、一番シンプルな答えをくれます。

絵を描く必要のないときでもピクトグラムをチェックしておくと、

その言葉の基本的なイメージがつかめるので咄嗟の対応もスムーズになると思います。

ぜひ、お試しあれ~!

ちなみに、試し遊びするときは、抽象的な語をおすすめします。love とか dreamとか。

 

さて、どきどき!の授業から三週間が経ちました。

いまでもまだ、教室に入ってから教卓に辿り着くまでの数秒間はちょっとだけどきどきします。

生徒たちの目がきらっきらしてて、まぶしい(/ω\)のです。

しかしそんな目も、授業を始めた途端に陰りを見せます…

授業中もきらっきらな目で、どきどきさせてほしいものです!

(それはおそらくわたしの腕の見せ所です!)

 

では、また来週。

アミでした(‘ω’)ノ

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