ー日本語と日本文化で、日本と世界を繋いでいます-

menu

なるほど日本語.com

『学習者からの感動』

昨日のメルマガをちょっと掲載させていただきますね^^
(このブログ内の「無料メルマガ講座」という登録の入口があります。そちらからどうぞ♪)

 

昨日、今日、メルマガ登録いただいた方はご存じないかと思いますが、2日前、『創業セミナー』という、間もなく起業を考えていらっしゃる方々に対して、「起業体験」をお話させていただく、という主旨の場で、創業体験談をお話させていただきました!

普段、日本語教師の方々へは、勉強会を開催したり、自分の思いを述べる機会はたくさんあるんですが、「日本語教師」という枠ではなく、様々な分野で経営者を目指そうとしていらっしゃる、つまり、全くバラバラな専門分野をお持ちの皆さんにお話をさせていただくという機会はほとんどなかったと思います。

とてもいい経験になりました。

反省点はもちろんたくさんありますが、聞いて下さっている皆さんの目が輝く瞬間、深く頷いて下さるところ、一生懸命メモを取って下さる部分、そんなとこも冷静に見ながら話しを進めました。

10年前、「情熱大陸」という番組に「佐藤麻衣子さん」という、NYのハーレムで日本語教師をされていらっしゃるかたの映像を見た瞬間に、

「将来の私だ!」と直感的に思い、自分の道を決めたこと。

日本語教師の業界に携わる中で、この業界のさまざまな問題点・改善点が見えてきたこと。

そして、私の周りのほとんどの日本語教師が、同じような悩みを抱えていたこと。

それをなんとかして変えたい!という思いを仕事にしたこと。

たくさんの思いを、自分を振り返りながらお伝えしました。

その中で、皆さんの目が輝くとき、それは、

「私が自信を持って話している時」でした。

「自信を持って話している時」は、その「自信」に繋がる原因・根拠があります。

その「自信」は、どこから来ているのかというと、「人から聞いたこと」ではありません。

「自分で体験したこと」「自分で感じたこと」です。

この部分の話になると、私の言葉にも自然と魂が宿り、頭からではなく、心から言葉がわき出てくるような感覚になります。

きっと私の目の輝きも違っていたのかも知れません。

もし宜しければ、その時の様子を、同じ日に講演をされた中小企業診断士の千葉先生がブログに掲載して下さっていますので、ご覧になっていただければと思います。

http://kigyou-woman.jp/?p=1061

「人前に立って話す」

という点では、授業も講演会も同じですね。

人前に立って、自分の人生経験を話すのか、日本語を教えるのか。

上で、

「自信を持って話している部分には根拠・原因がある。」

と述べましたが、では、日本語教師の「自信」の根拠はなんだろうと自分自身を振り返って考えてみました。

私が日本語教師になって最初の、特に1年。

文法の知識もほぼ「0」。
実践も数回。

その私が、形だけでも自信を持たなければ生徒の前に立つこともできない。
それで、考えたその時の私の自信の「根拠」

「私は日本語が母国語だから、数学で言う「式」は分からなくても「答え」は知ってる。」

という、「母国語だから」という部分に頼って、なんとか自信を持っている「ふう」を装って授業をしていました。

それから3年後。

もう少しましな「自信の根拠」を手にしました。

それは

「自分のための文法書を作った」ということです。

文法の付け刃の知識しか持っていない自分が恥ずかしいと思い始めたことで作り始めた自分のための参考書。

最初は、3冊の文法書+1冊の初級のテキストの情報を全部集め、自分のための「これさえあれば!」というファイルを作りました。

全項目を3回は作り直したと思います。
ここで、その文法書を見ることで

「自分はこれだけやった!」と自信を大きくすることが出来ました。

そしてその後ですが・・・。

「なぜ、そんなに教え方が上手なんですか。」

と、有り難いことに、言ってもらえるようになりました。

「私は今まで、自分の人生で、誰かを「先生」と呼んだことはありません。先生と認められる人はいなかった。でも、私は今人生で初めてあなたのことを「先生」と呼ばせていただきます。本当にあなたを尊敬しています。」
と言っていただいた、当時英会話教師を何年もされていたアメリカ人のRさん。

「あなたは、日本の、一つの町の中だけにとどまって教える仕事をする人ではありません。あなたは世界に出た方がいい。その才能があります。」
と言っていただいた、世界中のインターナショナルスクールの統括的な部分でお仕事をされていらっしゃるプロの教師のAさん。後に、世界中のインターナショナルスクールの情報が詰まった本を私に送って下さり、就職を勧めてくれました。

「あなたの授業を初めて受けた後、私は国の家族に電話をしました。そして、熱くこういいました。「やっと探していた人に出会えた!最高の先生に出会えた!」。」と。
彼女はそれから全ての授業を、私を指名して授業を受けてくれました。

努力の先に手にした自信の根拠は、学習者の方々からの賞賛でした。

この先もずっとずっと継続的な努力が必要だと分かっていますが、知識をしっかりと身につけること、これは「覚えること」ではありません。

自分のものにするということは、いつでもどこでも出せるように、知識を体にすり込むことだと私は思っています。

学習者を感動させられる日本語教師になりたい。

そんな、私と同じような思いを抱いていらっしゃる方がきっといるはず!と思い、ずっと作ってきた参考書を通信型トレーニングという形でお届けしています。

→http://www.heart-international.info/日本語教師/初級文法なるほど通信トレーニング/
月曜日配信開始です!
あさっての月曜日(9月7日)~の配信分で、9月受講生を締め切ります。
今スタートすれば、2016年6月には
「学習者を感動させられる日本語教師」に成長されています、きっと!

体にすり込むために、10ヶ月というトレーニング期間を設けています。

そして最後に、受講生の方と、10月7日~11日で、Philippinesのマニラにある日本語センターさん主催の日本文化イベントで、日本文化+日本語を発信してきます。

「いつでもどこでも出せる力」をPhilippinesで試してきますね!
あ、どなたか一緒に行きたい方、まだ間に合いますよ^^ 一緒に行きませんか?!

その時、日本語センターの学長さんとも、今後のPhilippines×日本の架け橋事業の打ち合わせも行ってきます。

日本語教師の可能性を世界中で広げています!教える機会を、教える場所を、国内外で精力的に広げています。

1人でも多くの「学習者を感動させられる日本語教師」が増えることと、活動の場が広がることが比例して、最後には世界中に繋がる一つの日本語教師の強いネットワークが出来ていることを確実な目標として立てています。

皆さんが、この輪に、幸せに巻き込まれて下さいますように^^

関連記事

Follow SNS

最新の記事