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日本語教師の、七つ道具! キッチンタイマー

 

こんにちは、アミです。

連休のおかげで、一足先に秋休みモードです。

 

気を抜いてたらすぐ終わってしまいそう!

山積みになっている、前期の教案やプリントを整理しないと、です。

 

さて、先日あるアイテムを手に入れました。

それは、キッチンタイマーです。

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100円で買える、簡単なものです。

何に使うかというと…何でも使えます。

 

先日は、作文の授業で使いました。

「もし宝くじが当たったら…」というテーマでした。

 

みんなの日本語25課が終わったところだったので、

まず、「宝くじ」「当たる」などの未習語彙を入れ、

それから、宝くじが当たったらしたいこと、欲しいもの、できることを短文で書き出させました。

学生たちが書いたのは、「買い物をしたいです」「車が欲しいです」「国に帰りたいです」などでした。

 

次に、先に書いた願望を、具体的にするように指示しました。

買い物ならば、「何を」「どこで」買いたいのか、

車なら、「どんな」車なのか、などです。

 

これらの作業、凝る学生は、すでに作文か!というくらいたくさん書くのでとっても時間がかかるし、

モチベーションの低い学生はいつまでもペンを置いたままです。 

ここで、タイマーの登場!!

 

作業内容の指示が伝わったら、「3分で書いてください」といってタイマーをセットします。

すると、私語もなく、自然と集中して書く雰囲気ができます。

 

そのあと、段落をひとつずつ書き進めていく時も、

制限時間を設けることでスムーズに進められました。

 

それから、もちろんゲームをするなら、タイマーがあるととっても盛り上がります。

どの教科書でみたか忘れてしまいましたが、先日結構盛り上がったのは、

「じゃんけん」や「あんぱん」のように、

二文字目と四文字目が「ん」である言葉をどんどん書き出していく、

というゲームでした。

今回は個人戦にしたので、3分と決めて書き出せた個数を競いました。

ちなみに、優勝したのは擬音語に味をしめた学生でした。

別のクラスでするときは、擬音語禁止にしようかな…。

 

授業は、時間との戦いでもありますが、

時間をうまく利用するとテンポよく進められるみたいです。

 

 

ちなみに、「七つ道具」とタイトルにしていますが、

キッチンタイマー以外の六つは、まだ見つけてもいません。

でもなんとなく、これがあれば授業がぐっとスムーズになるよ!というアイテムが

他にもありそうだな、と思ってこう書いてみました。

 

みなさんは、七つ道具がありますか?

よかったら、教えてください( ^ω^ )

 

ではでは!

アミでした〜。

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