4May
こんにちは!松です(^0_0^)/
ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
先週、「学びのルール その1」で
ほめることが強化するための報酬になる
と書きました。
人には、認められたいという承認欲求があると
マズローが欲求段階説で言っています。
みなさんは、満点をとった学生に何と声をかけますか?
「すごいね!」
「よくがんばったね!」
など、いろいろ声掛けをされていると思いますが
結論から言うと
結果(満点取ったこと)よりも、過程(努力したこと)を
ほめたほうが学習意欲が高まると言われています。
例えば親が
100点という結果をほめたり、喜んだりすると
子どもは
100点だと親が喜んでくれる。100点とれなかったら、親を喜ばせられない。
100点じゃなきゃ、認めてもらえない・・と考えるかもしれません。
もちろん、満点だったら親も子も嬉しいし、喜ぶのは当然ですが、
80点でも、60点でも、その子が努力して取った点数なら
そのがんばりを認めることが大事でしょう。
日本語教師と学習者との関係でも
これは同様ですね。
ところでみなさんは、自分の頑張りを褒められるとしたら
次のどのパターンがいいですか?
①いつも朝一番に来てるね!
②すばらしい!上手だね!
③助かるよ。一緒に仕事するの楽しいな!
①は事実を言っています。
②は話し手の評価が入っています
③は話し手が気持ちを伝えています。
このように、褒め方にもいろいろあって
どんな言い方がこころに響くかは
受け手によって異なります。
相手の反応を見て、使い分けられるといいですね。
たまに、褒められるのが苦手とか、嬉しくないという人もいるので
注意が必要です。
自分に自信がなくて褒められてもホントウのことと思えない、
的外れな褒め方をされて不愉快、自分は他人に評価されたくない、
などいろいろな理由があるようです。
ほめる=報酬となり
学習者のモチベーションを上げる作用がありますが
褒め方にも工夫が必要なようです。
それではまた来週(^0_0^)/
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みなさんにお会いできたら嬉しいです!